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2012.04.01
『An Com』

伊藤忍 TOP教室名入り

本日は、自由が丘にありますベトナム料理教室『An Com』伊藤忍先生の 教室にお邪魔しました。 ボサノバの心地よい音楽が流れる教室は、木目を基調としたナチュラルテイストのオープンキッチン。 まるでカフェで過ごす休日のような癒しの空間が特徴的です。 早速、レッスンに参加させて頂きました。 まずは、お茶を飲みながら、生徒さんの自己紹介タイムです。 そして、これから開催されるイベントの紹介や近況報告の後に、レシピの説明に入り、実習の開始です。

 

――――本日のレッスンメニューは…

 

  • カニとアスパラガスのスープ Sup mang cua
  • フエの宮廷風あえ物 Goi vua
  • 蒸しハスの実ごはん Com hap la sen
  • 先生:「今 日はフエ料理です。普段、ベトナムで“和えもの”は“ゴイ”と言い、既に混ぜてあります。今回は、混ぜないで素材毎に盛り付けるので色もとても綺麗なんで すよ。“goi”は和えもの、サラダの意味で、“vua”は王様を意味し、“王様が食べていた宮廷の食べ物”を意味します。宮廷料理は1回に50~100 品が出てきて、とても贅沢だったそうです。基本的には王宮では一度作った料理は二度と作らないと言われているのですよ。贅沢ですよね。」
  • 先生:「今日は蓮の茹で方を勉強します。皆さん蓮の葉を使ったことありますか?」
  • 生徒さん:「蓮の葉を料理で使ったことないです!」
    先生:「蓮 の葉はとても硬いんですよ。“com”=ご飯、“hap”=蒸す、“la”=葉、“sen”=蓮を意味します。蓮の葉で包んだ蒸しご飯という意味なんです よ。ベトナムでは、白いご飯に蓮の葉を混ぜて炒飯を作って、葉に包んで蒸すのがメジャーです。本来は、蓮の実を茹でて、茹で汁でご飯を炊いてそれを葉に包 んで蒸すのがちゃんとした作り方なのです。現地では、生の葉を使いますが、日本では現地より質の良い乾燥したものが手に入りますので、今日は乾燥したもの を使いますね。」
    生徒さん:「先生、蓮の葉はどこに売っているのですか?」
    先生:「日本では、チャイナタウンやアメ横、または中華食材店などで手に入れることができます。」
    先生:「次 は“sup”=スープ、“mang”=たけのこ(西洋筍の意)、“cua”=カニ(淡水のカニ)を作ります。ご馳走の時に出てくるとろみのついたスープの ことを“sup”と言います。一人用のお皿で出てくるものです。ベトナムではご馳走の時、最初にスープが出てくるのですよ。通常はカインと言って、食事の 後半に出てくるスープを、ご飯にかけて食べます。こちらは大鉢で出てくるのですよ。」 「伝統料理クラス」なので、言語の説明以外にも宮廷料理と一般料理との違いや、文化についても触れる授業です。現地に滞在していた先生ならではの情報も!
    生徒さん:「先生、タイ米にも日本の食材って合うのですか?」
    先生:「タラコや納豆は日本米の方が美味しいですね。タイの友人は、ふりかけも日本米が合うと言っていますよ。」
    先生:「今日使う合えものタレは、ベトナムでは基本のタレなので覚えておいて下さいね。今日はフエの合えものには、ゴマライスペーパーを合わせます。南部はえびせん、中部はごまの産地なので、ゴマライスペーパーを使います。」
    生徒さん:「先生、“ブン”とは何ですか?」
    先生:「“ブ ン”はベトナムビーフンです。ベトナムではフォーより有名なんですよ。2~3分で茹であがります。もしも、調理している間にひっついてしまったら水を一度 かけると戻りますから大丈夫ですよ。」 広いオープンキッチンなので、生徒さんも調理しやすく、あっという間にレシピが完成しました。 レッスン終了後に先生にお話しを伺ってみました。

     

    ――料理教室の先生になったきっかけを教えてください。

     

    フードコーディネーター時代からアジアの中でも特に「べトナム料理」に興味がありました。日本でも学べる場があれば、日本でベトナム料理の勉強したかった のですが、当時日本には専門的な書籍などもなく、わずかに出回っている情報も正しくないものが多かったり。 そこで現地に8回程通って、現地の料理クラスに参加したりもしましたが、通訳が料理用語を知らず、細かい事までは把握することができないのが現実でした。 仕事も多忙を極めていて、ベトナム料理は日本に居ては詳しく学ぶことができないし、どうせなら本場の地で本腰を入れて学ぶ為にベトナム移住しよう!と海外 脱出を決意。 現地では、現地の言葉でベトナム料理を学ぶ必要性を感じ、まずはベトナム語の勉強を始めました。また、たまたま仕事で観光客向けの料理教室の立ち上げや運 営に関わる事ができ、現地で覚えた知識を伝える機会ができました。 ベトナム在住中は、レストランや家庭の台所に入って料理を学び、各地を旅して自ら色々な事を調べて回りました。帰国後、それらを日本で広める事ができれば と、本を出版することになり、本格的にベトナム料理を研究して広める事を仕事にすることになったんです。

     

    ――どちらかの料理の学校などで、学ばれた経験、または資格などはございますか?

     

    山脇学園短期大学、家政科卒業。 辻クッキングスクールでのアシスタント勤務を経て、株式会社食のスタジオにフードコーディネーター兼エディターとして入社。 6年間に渡り、フードコーディネーターとして、雑誌・広告用の料理企画とスタイリング、および食品メーカー向けの販促メニューの企画・開発などを手がけ る。                    フードコーディネーター時代より通っていた、ベトナム・ホーチミン市へ2000年に移住。 料理研究のかたわら、当時ベトナムではまだ珍しい隠れ家カフェ&料理教室「La Fenetre Soleil」の立ち上げに全面参加。 マネージャーとして、カフェでのメニュープランニング、観光客向けのベトナム料理教室のコーディネーションに携わる。 約3年半のベトナム滞在を終え、日本に帰国。 2004年より、ベトナム料理研究家として活動を開始し、同年より料理教室を主宰。

     

    ――教室の特長を教えていただけますか?

     

    2名~8名までの少人数制。ベトナム料理を作る技術やレシピを覚えたい方ばかりでなく、ベトナムの食文化について学びたい方、ベトナム料理を食べることが 大好きな方、ベトナムという国が大好きの方などが参加しています。 従って、説明の時間も充分に取って、現地の食文化やベトナム人のライフスタイルの話しなどにも力を入れています。 年に3~4回ベトナムの食を現地で体験してもらうツアーも開催しています。

     

    ――レッスンの構成なども教えていただけますか?

     

    高度なテクニックは必要なく、日本の家庭料理が作れれば問題はありません。 伝統料理クラス、家庭料理1クラス、郷土・家庭料理2クラス、ローカル料理クラス、特産料理クラス、お手軽料理クラス、旬のおかずクラス、おもてなし料理 クラスの8クラス(2012年現在)があり、その中から6クラスを開講しています。特にレベルの違いなどはなく、好きなメニューのクラスに参加が可能で す。コース制は取っておらず、好きな時に好きなクラスに参加が可能。 1レッスン7,000円
  • ◆『伝統料理クラス』 日本でもおなじみのベトナム料理の定番料理や、名物料理を学びます。料理をしながらベトナム料理の素材の扱い方や調理の基礎知識、料理テクニックをマス ター。 7,000円(税込)/1回  平日:午前11:00~15:00 午後19:00~21:30 土日:午前11:00~15:00 午後16:30~20:30
  • ◆『家庭料理1クラス』 ベトナム人が毎日食べている主食の白いご飯に合わせたおかずを作るクラス。ベトナムの家庭で普段作っている料理なので、日本でも作りやすいものばかりで す。
  • ◆『郷土・家庭料理2クラス』 家庭料理に加え、郷土料理も学べるクラス。
  • ◆『ローカル料理クラス』 ベトナム現地で親しまれている様々な料理を作るクラス。
  • ◆『特産料理クラス』 ベトナムのそれぞれの地域の素材や料理法などを活かした、ベトナム全土の様々な料理を作るクラス。
  • ◆『旬のおかずクラス』 日本の四季の食材を使ってアレンジベトナム料理を作る作るクラス。

     

    ――レッスンの雰囲気や、参加されている方のことをお聞かせいただけますか?

     

    友達同士より、1人で参加する生徒さんが多いですね。料理を作る共同作業を通して皆すぐに打ち解けて、楽しい雰囲気ですよ。生徒さんの年齢層は20 代~60代。40歳前後の女性が一番多いようです。 ベトナム料理の魅力にハマってしまう方も多く、教室スタート初期から通い始め8年目という生徒さんもいたり、1カ月に3~4回受講する生徒もいらっしゃい ます。

     

    ――初めての方がレッスンに参加するには、どのようにしたらよいですか?

     

    体験レッスンや見学などは特にありません。 ホームページのお申込みフォームからご希望のクラスにお申し込み下さい。

     

    ――教室をやっていてうれしいな、良かったと感じたことはございますか?

     

    以前のフードコーディネーター時代には自分の発信した情報を得た人がどの様な反応をしているのか全く分からない状態でしたが、教室だと生徒の反応がダイレ クトに伝わってくるのでとても勉強にもなりますし、私自身もとても楽しいですね。 生徒さんが食生活を満喫し、楽しそうにしていのも見ているのが今はとても幸せです。

     

    ――先生の趣味を教えてください。

     

    旅行、体を整えること(ヨガ、ジャイロトニック)

     

    ――先生の今後の抱負をお聞かせ下さい。

     

    現地でもポピュラーなベトナム料理を紹介するのと並行して、ベトナム料理の考え方やベトナム食材で作る、日本で作りやすいオリジナル料理のクラスも増やし て行きたいですね。生徒向けのイベントや食事会などもより多く開催し、料理に関するベトナム語のクラスなども開催していきたいです。 ベトナム料理の特徴は“細やかな作業、香り、味の積み重ね”。その分手間がかかるのですが、それがきちんと味となって現れる。手をかけた事には、必ずその 分の結果が得られる…ということをしっかりと伝え、料理だけでなく、人生のあらゆる場面に活かしてもらえるように多くを伝えていきたいです。

     

    ――最後に、当日、レッスンに参加の生徒さんからお話をお聞かせ頂きました。

     

    生徒Aさん:先生は、現地に住んでいたこともあり、ベトナム語での表現やベトナム文化のお話なども含めてのレッスンなので、とても勉強になります。様々なクラスがありますので、いつもどれに行こうか迷う位、楽しみなんですよ。

     

    生徒Bさん:毎年、ベトナムツアーを開催されていて、美味しいスポットに連れて行って下さったり、レッスン以外の課外活動も充実しているので、いつも楽しみにしています。ベトナム料理はヘルシーで元気にもなれるんですよ。

     

    伊 藤先生、生徒の皆様、本日はありがとうございました。 アジア系の中でも特にベトナム料理のお教室は少ないので、本場仕込のベトナム料理を学べる数少ない教室の一つですね。 「An com」とはベトナム語で白いご飯を食べるという意味だそうです。日本人と同じく白いご飯を主食とするベトナム人の豊かな食生活に魅了されて現地に移住し た伊藤先生から、ベトナム料理だけではなく食材の扱い方から食習慣まで様々な情報を学べる教室です。

伊藤忍 顔157×210

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東京都目黒区の料理教室

『An Com』

「An Com」は、目黒区自由が丘にありますベトナム料理のレシピを学べるだけではなく、ベトナムの食文化や言語まで幅広く学べる少人数制の教室。主宰されるの は、伊藤忍先生。8つのクラスから自分の好みやスケジュールに合わせてレッスンを受講できます。ベトナム流の「食楽」ライフスタイルを学べる教室です。

  • 主宰者:伊藤忍先生
  • ジャンル:おもてなし、ベトナム料理、その他各国料理
  • 所在地:東京都目黒区自由が丘
  • 最寄り駅:東急東横線、東急大井町線「自由が丘」駅 徒歩6分
 

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